一般社団法人建築診断協会の口コミや評判

公開日:2022/02/01   最終更新日:2022/02/25

一般社団法人建築診断協会
住所:〒153-0064 東京都目黒区下目黒2-14-25 クードシャンスイースト105
TEL:03-5719-7181

一般社団法人建築診断協会は住宅トラブルが起きた際、依頼者の変わりに保証工事や賠償金などの交渉サポートを行うことが主な事業です。対応物件は一戸建てからマンションと幅広く、交渉能力も非常に高いので問題発生時には心強い味方となってくれます。今回は建築診断協会の特徴をご紹介しますので、興味があればぜひ参考にしてください。

所有している不動産を的確に診断

一般社団法人建築診断協会は、不動産を的確に診断してくれるのが特徴です。たとえば経年劣化や耐震性の調査のほか、メンテナンス費の見積もりやマンション・アパートの収益診断もしてくれます。

実例としては雨水や変色の発見、コンクリート階段裏の劣化、ホテル改修工事での不備の発見といったケースも。このように幅広い不動産が診断可能で、また多角的に診断できることが建築診断協会です。

ちなみにこうした診断能力の背景には、それぞれの分野に特化した専用のスタッフを用意していることが挙げられます。もともと建築工事は数多くの専門分野から成り立っており、特定の分野に精通しているからといって、ほかの分野にも応用できるわけではありません。

そこで建築診断協会は、建物の強度・安全性に特化したスタッフや内装や設備など、専門分野に特化したスタッフを揃えました。また、スタッフは各専門分野に関して1級国家資格を有するほど高い診断能力を持っているので、高い信頼性があります。

建物の施工管理を実施

建築診断協会は、欠陥工事などのトラブルを防ぐために、建物の施工管理も実施しています。流れとしては契約書や設計書を確認しながら、基礎や外壁、屋内から屋外に至るまで建物全体を調査。調査方法も打診棒や測定器など様々な器具を用いた調査から始まり、施工に疑いが生じた場合には、構造に穴を開けて試験機や圧縮機にかけての調査や、RCレーダーやX線放射まで用いて不具合の原因を徹底的に調べ上げます。「構造に穴を開けたくない」という方に対しても、サーモグラフィーや超音波を用いた「非破壊」の診断が可能です。

そして施工不良が発覚した場合には調べたデータをもとに、施工会社や販売店に対して無償改修工事などの交渉サポートを行ってくれます。なお、交渉サポートについては後述する(家を建築する際に起きるトラブルのサポートが可能)にて紹介しますが、施工管理を実施することは、実は大きな意味があります。

住宅業界には欠陥住宅がとても多い

住宅診断の際に施工調査を行う理由は、欠陥住宅の多さにあります。実は建築業界には欠陥住宅が以外と多く、毎年約2万件を超えるトラブルが報告されています。(住宅相談統計年報2020より)このうち最も相談件数が多いのが「新築相談」で、次に多いのが「リフォーム相談」です。

因みにどのようなトラブルが多いのかといえば、新築・リフォーム共に「雨漏れ」や「ひび割れ」が大半を占め、ほかにも床や内装の剥がれ、耐震性、防音などの性能不足が挙げられますさらに住宅相談件数を都道府県別に見ると、ほとんどの県のトラブル件数は多くても600件ほどに対し、千葉や神奈川は2,0003,000件、東京に至っては4,903件も報告されています。

つまり住宅トラブルは東京をはじめとした大都市圏が圧倒的多数を占めているのです。だからこそ東京で住宅診断や施工調査を依頼することは、被害から身を守るために有効な手段なのです。

家を建築する際に起きるトラブルのサポートが可能

建築診断協会は、家を建築する際に起きるトラブルのサポートも可能です。サポート内容は建物の不具合が発見された際、施工サイドに対する補修工事や損害賠償などの交渉サポート

たとえば「仕上がりが設計書と違う」「物件が営業マンの説明と異なる点が多い」「壁や天井にカビが生えたり、頻繁にタイルが剥がれたりする」といった悩みに対し、聞き取り調査や建物状況を診断、不具合の原因を明らかにした上で交渉サポートを行ってくれます。

実例として「ずさんな工事で設計された新築アパート」や「下地処理に施工不良のあったマンション」の無償修理の交渉を成功させたケースもあります。こうした交渉ができる理由は、創業者自身が過去30年以上も大手ゼネコンの経営者をしていたからです。

建築業界はマンション1つ立てるだけでも土木に鉄筋、電気に内装や屋根などさまざまな専門職から成り立っています。これらの業種を1つにまとめ、管理するゼネコン出身者だからこそ豊富な知識と交渉ノウハウを持ちあわせているわけです。

さらにゼネコン出身者だからこその強みとして、交渉能力の高さも挙げられます。そもそも建築トラブルというのは、責任の所在が曖昧になりがちな問題を抱えています。

たとえばひび割れの原因は設計事務所の工事に問題があるのかと思えば、実は雨の日に工事を行ったことが原因で工事そのものには問題がない、という場合です。責任の所在が明確にできない以上、当然業者側も責任を負うことは嫌がりますし、また原因を特定する側も追及は困難になります。

しかし、建築診断協会はゼネコン経営者としての知識とスキルを活かし、設計事務所だけではなく発注元であるデベロッパーの議事録まで確認するなど原因を徹底的に追求し、無償工事を勝ち取っていくのです。

交渉力の高さの裏付けとして、2億円ほどかかる軽井沢のリゾートマンションの改修工事を無償で行うよう交渉させた例もあります。このようにトラブルの交渉サポートは、ほかの業種にはない建築診断協会ならではの強みです。

 

建築診断協会は、「適切な診断能力」、「施工管理も可能」、「トラブル発生時には交渉役にもなってくれる」という特徴があります。特に交渉サポートに関してはほかの住宅診断業者にはない独自の強みです。

大都市圏では住宅トラブルが起きる可能性が高いため、リスクを考慮すれば交渉役にもなってくれる点は非常に心強い存在といえるでしょう。なお相談に関しては無料で対応していますので、不安のある方は一度相談してみてはいかがでしょうか。

おすすめ関連記事

SEARCH

READ MORE

中古住宅の住宅診断の最適なタイミングはいつなのでしょうか?売買契約前がもっともおすすめといわれています。瑕疵担保責任があることに安心して引き渡し後に物件を見に行ったら、不具合が発覚ということ

続きを読む

数年前に改正された宅地建物取引業法により、建物の状況調査は一般的になっていますが、調査の際に床下のチェックはかなり重要です。建物の外側からだけでなく、床下側から基礎を診断することで分かること

続きを読む

狭小地に建てる3階建ての住宅は、生活しづらいイメージがあるかもしれません。しかし、同じ敷地の広さで2階建てと比べると低コストで充分な生活空間を確保できます。住宅診断の観点から見ると、3階建て

続きを読む

床下は普段は目の届かない場所であるため、変化に気がつかず、劣化が進行しやすい場所です。しかし、床下は建物全体の強度を支える重要な部分でもあります。そのため、床下にトラブルが生じれば、なるべく

続きを読む

近年、リフォーム時のトラブル件数は年々増加しています。そんなトラブルを回避するのに役立つのが、ホームインスペクションとも呼ばれる住宅診断です。住宅診断では、住宅診断士が第三者的な立場から、住

続きを読む

人生の中でも大きな買い物になるマイホーム。住宅診断を依頼すれば安心して暮らしていくことができますが、将来のことを考えると費用はかけたくないと躊躇してしまうかもしれません。「自分で検査できるな

続きを読む

新築住宅に付いてくる瑕疵保険ですが、基本的に期限は「最長10年間」と定められていることが多いようです。しかし、一生暮らすマイホームですから、10年経った後はどうすればよいのか不安になりますよ

続きを読む

中古住宅の購入を考えた時に住宅診断を依頼しようとしたら、「瑕疵担保責任があるから住宅診断をしなくても大丈夫」と不動産業者から断られることがあるようです。果たして、本当に瑕疵担保責任のある家は

続きを読む

中古住宅を購入の際には、事前に必ず住宅診断(ホームインスペクション)を受けているかどうかの説明を受けることになっています。とはいえ住宅診断という言葉の認知度はまだ低く「本当に必要なのか」と疑

続きを読む

日本でも広がりつつある住宅診断は、不動産の買主だけでなく売主にとってもメリットがあるサービスです。にもかかわらず、二の足を踏みたがるケースも見られるもの。とくに中古住宅の売買で、住宅診断を拒

続きを読む