住宅診断はいつ頃実施するべき?おすすめの時期について解説!

公開日:2022/02/15   最終更新日:2022/02/28

住宅診断を入れるのに適当な時期は、依頼者の立場によってさまざまです。たとえば買主なら売買契約を交わす前、最悪購入を見送ることになっても、違約金を支払う必要がない時期が適しているといえるでしょう。ここでは買主だけでなく、売主や住宅に住んでいる人が住宅診断を受ける、適当な時期について説明しています。

住宅診断を行う利点とは?

住宅の買主、売主、住んでいる人など、さまざまな方から依頼されるのが住宅診断です。共通するのは安心を得たり、与えたりすることができること。不動産取引をするうえで大きなメリットとなることでしょう。

住宅の買主の場合

住宅診断で大きな問題が見つからなかったら、買主は安心して購入することができます。もし問題が見つかった場合でも、売主や仲介業者に補修を依頼することができたりもしますから、やはり安心して購入することができるでしょう。

住宅の売主の場合

住宅診断を行う場合、売主や仲介業者は、買主に安心して住宅をすすめることができます。売却後のクレームを未然に防ぐことができますし、安心できる分、市場価格より高く売ることができるかもしれません。

住んでいる人

住宅診断を行うことで、住宅に安心して住み続けることができる、というメリットがあります。リフォーム前に住宅診断を受けることで、直すべき箇所が明確になりますから、かかるコストの明確化もできるでしょう。

たとえば適当な業者に「悪くなっているところ全部直して」と、リフォームを依頼したらどうなるでしょうか?あれもこれもと手を入れてしまいますから、とんでもないコストがかかることでしょう。リフォーム前に住宅診断を受けることで、安心して業者に依頼を出すことができるようになります。

住宅診断を実施するおすすめの時期

中古住宅と新築住宅、売主と買主でそれぞれ異なるのが、住宅診断を受けるタイミングです。また住宅に住み続けている場合でも、住宅診断を受けるのにおすすめの時期もあるものです。

中古住宅の買主の場合

中古住宅の買主が住宅診断を依頼するなら、売買契約を結ぶ前が最適です。問題が見つからない場合は、安心して購入・住み続けることができますし、問題が見つかった場合は、売主や仲介業者に値引きなどの対策をお願いすることもできます。診断結果によっては購入を見送ることもできるでしょう。

中古住宅の売主の場合

中古住宅の売主なら、売りに出す決断をしたときがよいタイミング。不動産業者によっては、仲介を依頼したときに、住宅診断をすすめてくるかもしれません。問題がなければ、安心して住み続けることができると買主へのよいアピールになります。

新築住宅の場合

建売住宅なら売買契約を結ぶ前、注文住宅なら引渡し前が住宅診断のタイミングです。目的は買主や施主が気づかないような、欠陥を見つけてもらうこと。売主に補修を依頼し、完了後に入居となります。

また建物が完成した後だけでなく、建築途中に住宅診断を入れることも、近年行われるようになりました。チェックしてもらうのは、住宅の完成後に隠れてしまう躯体部分など。1回だけでなく複数回の診断を入れることも行われるようになりました。

家に住み続けている場合

現在住んでいる家に、今後も住み続けたいと思ったときが、住宅診断のタイミングです。たとえばリフォームを考えているときなどが最適といえます。ご自身では気が付かないような問題を診断士に指摘してもらい、一緒に手を入れてしまいましょう。

住宅診断実施までの流れ

家に関わる人の多くにメリットがある住宅診断は、実施まで以下の流れをたどることが一般的です。

問合せ・見積り

住宅診断士以外の肩書きや実績を参考に、適当な業者を見つけて見積りをもらいましょう。建物だけしか受け付けていない業者もありますから、外構も依頼したい場合は注意してください。適当な業者が思い当たらない場合は、ぜひこの記事を参考にしてください。比較のために見積りは、複数の業者から取ることが理想です。

申し込み

見積りに納得したら都合のよい日時を指定して、申し込みを行いましょう。物件の購入のためなら、仲介業者や売主に住宅診断を入れる旨や日時を伝えておきましょう。

書類の送付

平面図などの書類の送付が必要な場合があります。買主ならあらかじめ、必要な書類を取り寄せておきましょう。

住宅診断の当日

依頼者だけでなく、売主や仲介業者、建築・設計の責任者などが立ち会って、住宅診断が行われます。不良箇所やリフォームの方法についてのアドバイスをもらいましょう。報告書は後日送付されてきますので、受け取ったら料金を支払って完了です。

 

家にかかわるすべての方にとって、安心を得るために大切なのが住宅診断です。長期優良住宅という言葉が一般的になったことでもわかる通り、一旦建てたらそれで終わりではなく、リフォームしたり、ほかの方にゆだねたりしながら住み続けるのが、近年の住宅の傾向です。

住宅診断もまだまだ一般的になっていくことでしょう。東京には住宅診断を行う業者が多数ありますから、選択に困ったらこの記事をぜひ参考にしてください。

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